すだれを架けて風流な涼しさを

　シェアハウス「木かげハウス」2階の個室「ハナミズキ」「ジャスミン」には南向きのベランダがあります。夏の盛りには庭の樫の木やハナミズキ、ノウゼンカズラの葉が元気に茂って、家の中の温度を下げてくれるし、プチ森林浴気分にもさせてくれます。

　さらに直射日光を遮るため、それぞれの部屋にすだれを架けたら、気分はすっかりアジアンリゾート。

　窓を開け放ち、自然の風を感じながら、茗荷や青じそたっぷりのそうめんとか、キンと冷えたビールに枝豆とか、トムヤンクンにグリーンカレーとか、ライムを効かせたダイキリ(ダイキリはアジアでなくて南米キューバのカクテルだけど)とかを、シェアハウス入居者みんなで楽しむ、なーんて、いいですねぇ。

 

開放感のある階段をのぼって

　さて、シェアハウス「木かげハウス」の説明は1階に続いて2階へとまいります。階段を上って中2階の洋室「コクテール」に向かいましょう。

　開放感のあるこの階段の踊り場には縦長の窓があって、階段の上下を明るくしてくれています。夜になれば、天井のミルク色のレトロな照明があたりを優しく照らします。

　そして、階段の右手にあるドアを開けると、9.5帖の「コクテール」が現れます。「木かげハウス」の中でも遊び心のあるチャーミングなこのお部屋については、次回に。

木&ガラスのドアの向こうは・・・

　1階にある木とガラスのドアを開けると、奥が13帖のラウンジ、左手がキッチン、右手が6帖の和室です。

　このドア、普段は開けたままにしていることがほとんど。でも、夏や冬にエアコンを使用する時は、しっかりと閉めます。エアコンの効き方がまるで違うんです。

　ガラスが入っているので、うっかりして強く閉めるとかな〜り大きな音がします。優しく閉めてあげてくださいね。

 

玄関東のニッチなスペース

　リフォームがほぼ終了しました。今日は洗濯機やベッドなどの家具類が次々と運び込まれて大忙し。片っ端から梱包を解いてセッティングしていきました。ただ今玄関の外は段ボールや発砲スチロールが山積みです。

　「木かげハウス」の説明を続けましょう。

　靴を脱いで上がると、左手にちょっとしたスペースがあります。棚の下はスリッパ置き場。棚の上には小物を置いています。縦長の窓があるので夜以外は照明をつける必要がありません。この縦長窓は東に面しています。　　

　手染めの布を小枝にかけた室内窓の向こうはキッチンです。キッチンで料理しながら、帰宅した人の顔を確認して「お帰りなさい」と声をかけることかできます。

 

下駄箱には1人約20足収納可能

　玄関ドアを開けると、「ちゃかぽこちゃかぽこ」という素朴な音がドアチャイム代わりに鳴ります。実はこれアフリカあたりの楽器なんです。

　三和土はグレーのタイル貼り。写真に写っているオフホワイトのドアは下駄箱です。靴の大きさにもよりますが、少なくとも1人あたり20足は収納できます(ロングブーツもOK)。

　玄関ドアにはチェーンがついていますから、誰か来た時は、とりあえず最初はチェーンをはめたまま応対した方が安心かもしれません。
　　

 

シェアハウス「木かげハウス」の玄関

　リフォームもあと少しで終了しますので、そろそろ「木かげハウス」内部紹介を始めようと思います。

　まずは玄関です。東向き一方通行の公道に面した玄関は北向き。太陽高度の低い冬は公道に近い場所しか日が当たりませんが、春夏は庇(ひさし)の下以外は日が当たり明るいです。写真は2011年5月に撮影した玄関です。

　アプローチの左には黒い郵便受けがあります。そこそこ大きいので、新聞や郵便物のほか、通販カタログのような分厚い冊子も入ります。
　右側のスペースは自転車置き場。小ぶりなバイクも置けます。庇があるので、ある程度は雨をしのげます。

　アプローチから3段上がったところにある玄関ドアはツーロックです。防犯のため、外出時だけでなく在宅時も両方の鍵をかけます。知らない人やセールスが来た場合はドアの鍵を開けず、インターホンを通して丁重にお断りします。