存在感バツグンの梁

　こちらがさきほどちょこっと触れた「コクテール」の天井の梁です。とても太くて存在感バツグン。室内のナチュラル感(あるいは野性味?)がぐ〜んとアップします。この梁に飾りとしてのハンモックを吊るしたり、いろいろなファブリックを絡ませて楽しむ、というのもアリかもしれませんね。

　フランスあたりではこうした梁の上にアンティークなガラス瓶や絵皿などを飾っていたりしますが、地震国日本では落下や割れた時が恐いので、「落ちると危険なもの」は置かないようにしましょう。

　ちなみに神戸市出身の管理人は1996年1月17日に阪神淡路大震災が起きた後、調査のプロに来てもらって「木かげハウス」に危険な箇所はないか調べてもらいました。結果は合格。安心しました。

 

朝すっきりと目覚めさせてくれる東向きの窓

　東に面して大小3つの窓があります。ここから差し込む朝陽のおかげで、朝はすっきりと目覚めることができます。真夏になると、この窓から、玄関脇で次々と開花する白いむくげの花を眺めることができます。

　デスクはシャープなラインが潔い、大人っぽいデザイン。脚は黒に塗装されたスチールで、天板は木製です。引き出しがひとつ付いています。

　椅子はダークグレーの肘付き回転椅子。キャスターも付いています。高さは調節できます。

　机の上に見えるのは小物を置けるアイアン棚。3月中にデスク左の壁にセットします。

 

クロゼットにはハンガーポールがついています

　ドアと同じ側には観音開きのクロゼットがあります。中にはハンガーポール、4段棚、キャスター付き本&CD・DVD収納ラックが入っており、相当な収納力があります。

　照明は山小屋をイメージしたどこか懐かしい小振りのシェード付き。写真に写っているのと同じデザインのものがもうひとつ天井に設置してあります。

 

ベタにならない山小屋風の独立部屋

　ベッドからドア側を撮影するとこんな雰囲気。天井が屋根裏風に斜めになっているのがおわかりいただけるでしょうか。
　
　さきほど紹介したふたつの細長い採光窓と白い壁、勾配のある天井、後ほどご紹介する太い梁などが醸し出す“ベタにならない山小屋風の独立部屋”コクテールは、「木かげハウス」の魅力を大きく膨らませてくれる一室です。実際、管理人が1993年にこの家を選ぶ際にひとつの決め手になったのも、この中2階の部屋の存在でした。

 

6月、赤いつるバラ「コクテール」が満開に

　ベッドの西側の壁にエアコンと棚があります。ダークブラウンの棚は4段。中の2段は高さを変更できます。

　西側の壁に見える細長い窓は開閉可能。6月になるとこの窓の下で赤いつるバラ「コクテール」が満開になるので、この部屋を「コクテール」と命名しました。この窓にも3月末までに白いカーテンを設置する予定です。

　「コクテール」はエアコンがよく効く部屋なので、日照時間の短い冬も、洗濯物をここで室内干しすれば乾きます。

 

中2階「コクテール」を明るく見守るふたつの採光窓

　階段を数段上がって右手にある白いドアを押すと、中2階の9.2帖洋室「コクテール」が現れます。北の公道に面した「コクテール」は、隣接した部屋がないため「木かげ ハウス」の中で最も独立性が高く、落ち着いた一室。英会話の勉強や芝居の台本読み、楽器の練習などで多少音を出しても、周囲にあまり迷惑をかけずにすみます。

　ドアを開いてすぐ目に飛び込んでくるのが、正面奥のふたつの長細い窓です。この採光窓のおかげで「コクテール」は北向きにも関わらずいつも明るく、爽やかな開放感があります。すりガラスですが、目隠しのため、3月末までに白いカーテンをつける予定です。

　正面上部に見える正方形の物体は換気扇。「窓は開けたくないけれど空気を入れ替えたい」といった時に使って下さい。

　ベッドは和室の「ノウゼンガズラ」と同じタイプで、ベッド下にあれこれ収納できる高さにしてあります。