初体験 和紙の畳

 

　今回のリフォームで和室の畳を新調しました。リフォーム会社のすすめで選んだのは、イ草ではなく、和紙の畳。最初に聞いた時は「えっ、和紙?」と首を傾げたのですが、和紙の方が変色しにくく、家具の跡が付きにくく、汚れも付きにくく、ダニも発生しにくい、とメリットが多いのだとか。最近では新築物件で多用されているのだそうです。

　今は青々としている　この和紙の畳。数年後どうなっているか、ちょっと楽しみです。

　ベッドにはほんのちょっぴり高めの脚を付けましたので、ベッド下を有効に活用できます。ベッド上の三角形の洋服掛け(この写真では見づらいですね。ゴメンナサイ)は自由に動かせます。

大正レトロもアジアンテイストも楽しめる和室「ノウゼンカズラ」

　1階のラウンジに隣接して、「木かげハウス」で唯一の和室があります。夏、ふすまを開けると、南に面した庭に咲き乱れるオレンジ色のノウゼンカズラを目にすることができるので、「ノウゼンカズラ」という室名にしました。

　広さは6帖(11.6㎡)。壁の色は自然なベージュで、西側には障子窓が、北側には押し入れがあります。

　和の雰囲気をいかすため、机の代わりに濃いブラウンの木目のコタツを置きました。冬はお好みのコタツ布団をセッティングして、「ぬくぬく」してください。

　棚は4段のバンブーシェルフ。これもダークブラウンです。

　ベッドカバーや座布団(またはクッション)などのファブリック次第で、大正レトロ風にもアジアンなテイストにも変化しそうなお部屋です。

 

ペパーミントグリーンの食器棚

　シンクの反対側には食器棚があります。色はペパーミントグリーン。光沢のある素材で、汚れがひと拭きできれいになります。真ん中の白いカウンターにはトーストも焼けるオーブンレンジや電気ケトルなどを置く予定です。

　入居者のみなさんの食器や食材は、この棚と、さきほど紹介した白いシステムキッチンの引き出しや吊り戸棚に入れることができます。

　調理器具や調理家電については3月にくわしくご紹介する予定です。

 

安心して使えるセンサーコンロ

　台所の広さは3帖弱。色はオフホワイトで統一しています。

　ガスコンロはお手入れのラクな光沢ほうろうトップで、油の過熱防止機能や立ち消え安全装置、消し忘れ消火機能のあるセンサーコンロです。数日前にご紹介した炊飯機能もかなりのスグレモノ。グリルは両面焼きで水なしグリルです。

　ちなみにガスは都市ガス(東邦ガス)です。

　シンク下の開き戸にはフライパン・鍋・ボウルなど基本的な調理器具が入っています。もちろん自由に使っていただけます。

　

 

夏に大活躍する大型冷蔵庫

　冷蔵庫は、ラウンジのコーナーにあります。台所を広く使っていただくため、台所ではなくラウンジに設置しました。5ドアの大型で、収容力はかなりのもの。ステンレス仕上げでお手入れしやすいのも助かります。

　そして、冷蔵庫の横に見えるのが台所です。

 

陽光降り注ぐ木のテーブルでおいしい時間を

　入居者のみなさんが朝・昼・晩の食事をとったりTea timeを過ごす場所になるダイニングテーブル&チェアです。

　このダイニングチェア、なかなか快適な座り心地です。ただし、座面は編まれているので、踏み台代わりに座面に立つのはキケン!　4脚をセットしていますが、スツールなどを2脚足して6人でテーブルを囲むこともできます。

　テーブルは木製でブラウンに塗装されています。熱いやかんや鍋などを直接置くとアトが付いてしまうのでご注意を。

 

ラウンジのテレビは自由にご覧下さい

　ラウンジの西半分には共用テレビと白い棚があります。

　テレビはアンテナではなくCATVを利用しています。自由に見て楽しんでくださいね。ただ、ラウンジはノウゼンカズラ(和室の部屋名です)に隣接しているので、ノウゼンカズラの入居者が寝ている時は音を出さないなど、節度のある使用をお願いします。

　白い棚の中には、電化製品等の取扱い説明書、工具、電球、紙袋などが入っています。オープン棚部分にはチラシや雑誌をディスプレイできるので、おすすめのコンサートやイベントのチラシなどがあればここに置いてみんなにアピールしてみては?

 

団らんスペース:13帖のラウンジ

　
　そしてこちらが13帖のラウンジです。写真に写っているのは、その東半分。ダイニングテーブル&チェアがここの主役です。

　大きな窓は南の庭に面しています。明るいので日中は照明がいりません。窓はダブルロック仕様になっています。

　小さな窓は東に面しています。室外に目隠しルーバーがついているので、この窓を全開にすることはできません。明かり取りの窓とお考え下さい。開くのは数センチです。それでも、空気を入れ替えたい時や夏に風を通したい時に役立ちます。

　エアコンは自分でクリーニングするタイプです。

 

3段の飾り棚

　木&ガラスのドアを開けると左側の壁に飾り棚があります。写真には2段しか写っていませんが、この上にもう1段あって、全部で3段です。

　お知らせを書くボードや郵便物をここに置いてもいいかもしれませんね。

　この壁の右端に、これまた写真には写っていませんが、インターホンの受話器があります。

 

木&ガラスのドアの向こうは・・・

　1階にある木とガラスのドアを開けると、奥が13帖のラウンジ、左手がキッチン、右手が6帖の和室です。

　このドア、普段は開けたままにしていることがほとんど。でも、夏や冬にエアコンを使用する時は、しっかりと閉めます。エアコンの効き方がまるで違うんです。

　ガラスが入っているので、うっかりして強く閉めるとかな〜り大きな音がします。優しく閉めてあげてくださいね。