来訪者ノートと外泊届

　「木かげハウス」の玄関には来訪者ノートがあります。入居者を訪ねて来られた方は、このノートに必要事項を記入した上で入室します。早くから来訪がわかっている時は、わかった時点で前もって記入します。

　入居者は外出先から帰ったら、まず来訪者ノートをチェック。どんな人が誰を訪ねて来ているのかすぐにわかるので、「シャワーを浴びて濡れた髪のまま出てきたら知らない人がいて恥ずかしかった」「ラウンジで寝転んでテレビを見ていたら、◯◯さんのお父さんが部屋から下りて来られたのでビックリした」などといったトラブルを避けることができます。

　個室以外の共有スペースで来訪者と過ごしたい場合は、前日までに他の入居者にそれを伝え、了解を得ます。そうすれば「昼ご飯を作りたかったのに◯◯さんのお友達がたくさん来て台所を占領していたので作れず、とても困った」「いつものテレビ番組を見たかったのに、◯◯さんがお友達と別の番組を見ていたのでショック・・・」なんてトラブルも避けられます。

　来訪者が宿泊する場合は来訪者ノートの宿泊欄にチェックします。ただし、男性は、親族であっても宿泊できません。

　また、2泊以上外泊する場合は、管理人や他の入居者を心配させないためと、何かのトラブルが起こった場合に備えて、外泊届に記入します。

　共同生活には心配りが大切。来訪者ノートも外泊届も、気持ちよく生活するための便利なツールとして活用して下さいね。