コンロの火がつかないんです

　 ルルル、ルルル、ルルル(電話の呼び出し音)・・・
　
　管理人「どちら様でしょうか」
　ハナミズキさん「木かげハウスのハナミズキなんですけど、コンロの火がつかないんです」
　管理人「えっ、全然反応しないの?」
　ハナミズキさん「はい・・・。お料理しようと思ったんですけど・・・」
　管理人「元栓は開いてる?」
　ハナミズキさん「元栓?　さっき開けました」
　管理人「もう一度、コンロの下の扉を開けて黒い元栓を確認してみて。元栓の白線が横になったままだったら栓が閉まっている状態だから、コンロの火はつかないですよ」
　ハナミズキさん「えっと、白線は横になってます。料理するのに元栓を開けようと思って、さっき横にしたんですけど、逆に閉めちゃったわけですね。あ、それじゃ、元栓を開けたまま大学へ行ってしまったんだ・・・」
　管理人「白線が縦になるように元栓を左にひねったら火がつくからね。ああ、よかった、よかった」

　使用後毎回ガスの元栓を閉める人は減っているとか。システムキッチンだと元栓がややこしい場所にあって、閉めるのが一苦労だから、というのも理由のひとつのようです。

　でもやはり、閉めないより閉めた方が安心。長期間外出する時や長時間使用しない時は閉めるようにしましょう。

　なお、地震の際は、ガス機器の火をすばやく消して、元栓も閉めます。再びガスを使うときは、ガスくさくないか確認してから元栓を開けてください。

　ただし、屋外にあるガスメーターの赤いランプが点滅していたらガスは使えません。復帰手順(東邦ガスのHPにあります)に従って操作しましょう。

　火がつかなくてびっくりして電話してきたハナミズキさん、すぐに解決してよかったー。わからないことがあったら、また連絡くださいね。