シェアハウスの魅力(5) 生活がダレにくい

　旭山動物園に行ったのは数年前の8月で、北海道でも記録的なかなり暑い日でした。おかげで動物達はぐったり。ライオンはメスもオスもみんな写真のようにゴロゴロしていました。
　一人暮らしだと住まいにいるのは自分だけなので、このライオンのように生活がダレてしまう危険(?)がなきにしもあらず。
　その点、シェアハウスなら、個室内はプライベートが守られているのですべて自分次第ですが、それ以外のスペースは共同生活。つまり他人の目があり、他人に迷惑をかけてはいけないという意識も働きますから、生活がとことんダレてしまう恐れが少なくなります(何だか外圧で動く日本みたい?　いやまぁ、それはそれとして・・・)。
　自由でありながら、規律ある生活を送りやすい。これもシェアハウスの意外な(?)魅力のひとつでしょう。

シェアハウスの魅力(4) 防犯面で安心

　愛知県は気候が穏やかで自然に恵まれ、産業も発達している、とても住みやすい県です。でも、なぜか住宅を対象としたドロボウの被害が多いんです。愛知県警のHPによると、2007年から連続して全国ワースト1なのだとか。東京や大阪にくらべてのんびりした土地柄なのが災いしているのでしょうかねぇ。
　こんなことを書いたら、一人暮らしを始めようとしている人は不安になっちゃうかもしれませんね。でもシェアハウスなら複数の入居者がいますから心強い。もちろん、何かあれば管理人もすっとんできます。
　帰宅した時に「お帰り」と迎えてくれる人がいるというのは、やっぱりなかなかいいものです。そういえばペンギンっていつも群れてますね。攻撃力に欠ける点を群れで行動することでカバーしてるのでしようか。写真の旭山動物園のペンギン達もしっかり群れてました。

シェアハウスの魅力(3) 浴室・トイレ・居間などが広い

　ワンルームマンションは何もかもがコンパクトにまとまっていて掃除が楽だし一人暮らしには生活しやすい住まいです。でも時には「もっと大きなお風呂にのんびりつかりたい」とか「ユニットバスではなくて、浴室・トイレ・洗面所が別々だったら気持ちいいのに」とか「パーティができるような広いスペースがあったらなぁ」なんて思うのでは?
　シェアハウスならそんな思いがかなうかもしれません。「木かげハウス」を例にとると、浴室・トイレ・洗面所は別々。浴室にはゆったりと脚をのばしてつかれる浴槽があります。パナソニックのアラウーノを設置したトイレはダークブラウンの腰板で落ち着いた空間。洗面所には収納スペースがいっぱい。13帖のラウンジは入居者のみなさんが食事をしたりテレビを見る憩いのスペースで、友達を呼んでパーティを開くことも可能。共用の台所は3帖で共用の大きな食器棚があります。冷蔵庫も445リットルの大型。
　写真は8月の駿河湾。広々とした海を見ると、背伸びと深呼吸がしたくなって、なぜか気持ちが大きくなります。広さって、人の心にいろんな影響を与えるんでしょうね。

 

シェアハウスの魅力(2) 家具や家電が付いている

　シェアハウスの魅力その二は、「家具や家電が付いているので、一人暮らしをスタートする時の出費が抑えられる」ことです。新しい生活を始める時って、何かとお金がかかりますよね。特に冷蔵庫や洗濯機などの大型家電やベッドなどの家具を揃えようとすると相当な出費になります。シェアハウスはこうした家電や家具付きで賃貸されるケースがほとんどなんです。
　「木かげハウス」の場合は、洋室に本棚・机・ベッド、和室に本棚・こたつなどが入ります。また共有スペースの洗濯機・冷蔵庫・テレビ・電子レンジ・掃除機なども自由に使えます(2月末にはすべての備品が決定する予定。また報告しますね)。
　すべて買いそろえる場合とくらべると何万円もの節約になるはず。節約できたお金で旅行するもよし。服や靴を揃えるもよし。資格取得の軍資金にするもよし。
　なんだか気持ちに余裕が出てきませんか?

シェアハウスの魅力(1) 毎月の出費を節約できる

　関東や関西でどんどん増えているシェアハウス。東海ではほとんど見かけませんが、それでも名古屋あたりでようやくいくつか生まれているようです。名古屋市のベッドタウンでもある春日井市ではどうでしょうか。もしかするとこの「木かげハウス」が第１号かもしれません。
　このシェアハウスの魅力って何なのでしょう。
　まず第一が、「毎月の出費を抑えられる」という点です。「木かげハウス」の場合で言えば、水道代・電気代・ガス代・NHK受信料・インターネットプロバイダ料などを入居者みんなでシェアします。こうすると、各自で契約する場合と違って基本料金をそれぞれが払う必要がないので、毎月の出費は少なくてすみます。
　電気のムダ使いが多いとそれぞれがシェアする額も高くなってしまうので、そうならないようにとみんなが自然と節電を心がけるようになる点も見逃せません。シェアするって、おサイフにも地球環境にもやさしい暮らし方と言えるかもしれませんね。

お互いを尊重し、ほどよい距離感で

　ひとくちにシェアハウスといっても、ハード面はもちろんソフト面もさまざま。キャンドルナイトやお月見、七夕、ピクニックなどのイベントを入居者同士で企画して楽しんでいるシェアハウスもあるとか。
　もちろん参加は強制ではありません。興味のある人、都合のつく人だけで楽しんじゃってOKなんです。参加できなかった人には、また次の機会に声をかければいいわけですから。
　お互いを尊重し無理せずほどよい距離感で付き合う、というスタンスがシェアハウスでの暮らしを心地よくする秘訣なんですね。　

 

本や雑誌で知るシェアハウス

　
　数年前からシェアハウス関係の本が目につくようになりました。私も数冊持っています。
　写真は「NYCのシェアハウス」(エクスナレッジ)と「Casa  BRUTUS　2012年2月号」(マガジンハウス)。「NYCのシェアハウス」は入居者が作り上げた楽しくて個性的な部屋がたくさん掲載されていて、部屋作りの参考になります。「Casa BRUTUS」には日本のシェアハウスの特集記事が出ていたので購入。ややグレードの高い東京や京都のシェアハウスで、入居者の皆さん、とても居心地良さそう。内装もかなりイケてますよ。
　暖かい部屋でコーヒーなんぞ飲みながらこういった出版物を読んで想像の世界に遊ぶ時間が大好き・・・なんだけれど、なかなかそんな時間がとれない管理人であります。

 

ホールのケーキを味わうように〜シェアハウスって何?

　「木かげハウス」はシェアハウスです。シェアハウスというのは、入居される方がそれぞれの個室を持ち、トイレや浴室、台所、玄関などを共有して暮らす共同住宅のこと。ホールのケーキをカットしてみんなで味わう、みたいな感じかな?　管理運営者がいますが、入居者の方と一緒に生活するわけではなく、掃除など管理業務を行う時だけやってきます。ここが寮や貸間，下宿などとの違いですね。
　よく似た形態にルームシェアがあります。こちらは、入居者自身が部屋をシェアする人を探す場合によく使われることばではないでしょうか。また、シェアハウスでは入居者間で発生するかもしれないさまざまなトラブルを防ぐために管理運営者が一定のルールを作っているのに対し、ルームシェアでは管理運営者はタッチせず、当事者である入居者に任されているようです。

 

「木かげハウス」はただ今リフォーム工事中

 　雨がちっとも降らず、乾燥した日が続いていましたが、やっと今日降りましてホッとしました・・・洗濯物を取り込むのが遅れて少し濡らしちゃいましたけど。
　「木かげハウス」はただ今リフォーム工事中。トイレや洗面所は終了し、これから各部屋の工事に入ります。工事が終わったら、家具や家電を設置する予定。寒さに負けず、管理人も職人さん達と一緒に汗をかくぞ!!
　(←昨年12月1日に撮影。この水仙は健気にもいつも真冬に咲いてくれるんです)

 

南向きの庭は冬も明るくぽっかぽか

　今日もいいお天気になりました。
　「木かげハウス」の庭は南向き。冬でも明るくぽかぽかです。
　真冬は花がなく、常緑樹も落葉していて、ちょっと寂しげ。でも、暖かくなれば次から次へといろいろな花が咲き始めます。小さいけれど、四季の移り変わりを住む人にしっかりと教えてくれて、心も和ませてくれる庭です。
　今年も緑が元気に育つよう、手入れをしておきましょう。
　(写真は、つるばら・コクテールが窓辺を彩る6月のようす)