来訪者ノートと外泊届

　「木かげハウス」の玄関には来訪者ノートがあります。入居者を訪ねて来られた方は、このノートに必要事項を記入した上で入室します。早くから来訪がわかっている時は、わかった時点で前もって記入します。

　入居者は外出先から帰ったら、まず来訪者ノートをチェック。どんな人が誰を訪ねて来ているのかすぐにわかるので、「シャワーを浴びて濡れた髪のまま出てきたら知らない人がいて恥ずかしかった」「ラウンジで寝転んでテレビを見ていたら、◯◯さんのお父さんが部屋から下りて来られたのでビックリした」などといったトラブルを避けることができます。

　個室以外の共有スペースで来訪者と過ごしたい場合は、前日までに他の入居者にそれを伝え、了解を得ます。そうすれば「昼ご飯を作りたかったのに◯◯さんのお友達がたくさん来て台所を占領していたので作れず、とても困った」「いつものテレビ番組を見たかったのに、◯◯さんがお友達と別の番組を見ていたのでショック・・・」なんてトラブルも避けられます。

　来訪者が宿泊する場合は来訪者ノートの宿泊欄にチェックします。ただし、男性は、親族であっても宿泊できません。

　また、2泊以上外泊する場合は、管理人や他の入居者を心配させないためと、何かのトラブルが起こった場合に備えて、外泊届に記入します。

　共同生活には心配りが大切。来訪者ノートも外泊届も、気持ちよく生活するための便利なツールとして活用して下さいね。

玄関に行儀よく並んだ新しい2足のスリッパ

　シェアハウス「木かげハウス」には個室が4室あります。このうち2階の「ジャスミン」と「ハナミズキ」にそれぞれ大学新1年生が入居し、3月28日(水)から新生活をスタートさせました。

　どちらも中部大学の学生さんですが、学部は応用生物学部と人文学部で別々。29日のクラス分けテストでは、人文学部は英語だけなのに、応用生物学部は英語・数学・化学と3つもあったとか。しょっぱなからお疲れさまデス。

　夕方になると、2人で一緒に夕食作り。高校まではほとんど料理をしなかったそうですが、ここでの暮らしで料理の腕がグンとアップするかもしれませんね。

　「木かげハウス」で初めて出会った2人の楽しそうな声を聞きながら、管理人は玄関ドアを閉じて帰りました。

 

祝・ネット接続

　3月26〜28日まで所用で三重県に行っておりました。29日はその疲れと花粉症の症状でへにゃぁ〜っとなっていたので、本日は久しぶりの木かげブログです。

　25日の日曜日にCATVの設置工事がありました。テレビに関しては、とりあえず地デジコースを選択。インターネットは現在の入居者が2名でPCも2台なので、CATVさんの「2台なら10Mbpsで十分ですよ」というアドバイスを受けて、10Mbpsコースを申し込みました。

　CATVさんから貸し出されたケーブルモデム(写真右の横置きされている黒い機器)に、管理人がソフマップで購入したロジテックの無線ルータ(ケーブルモデムの左に立っている黒い機器)を接続する作業もCATVさんが引き受けてくれたのでこちらはラクチン。おまけに、入居者さんのノートPCの受信確認もしてくれました。

　このモデムと無線ルータは中2階の個室「コクテール」に置いてあり、ここから1階個室「ノウゼンカズラ」や2階個室「ジャスミン」「ハナミズキ」に電波を無線で飛ばして、それぞれの部屋でネットが利用できるという仕組み。無線ルータの頭からにょきっと出ているのがハイパワーアンテナです。

　入居者さんたち、23日・24日に荷物を運んだ後、登校日まで日にちがあるのでいったんご実家に戻られたのですが、この無線受診設定のため、雨の中をわざわざ春日井まで来てくださいました。

　CATVさんが帰った後は、管理人の長女が入居者さんたちのPC及びプリンタの細かい設定等をお手伝い。無事にメールもサイト閲覧も印刷もサクサクできるようになりました。

　

にぎやかに引越その2も無事終了

　昨日から続く雨の中、2人目の入居者さんが5人のご家族と一緒に荷物を持ってこられました。この学生さんは、大学が配布する下宿案内の冊子を見てすぐに電話を下さり、まだリフォーム工事中だった現地を見学しに来られ、即日入居を決定された方。ありがたいことです。

　昨日の学生さんや今日の学生さんの引越のようすを見ながら、「ああ、みんなこんなに家族から愛されてるんだなー、素敵だなぁ」なんてあったかい気持ちになりました。

　あれ、自分の長女の時はどうだったっけ?　チト疲れてイラッとした瞬間があったような記憶が。わわ、長女さん、許したまえ。

　ことほどさように、管理人の仕事は我が身を振り返る貴重な機会にもなるようです。

　お茶の時、ラウンジの椅子が4脚しかなかったので、お父さんには勉強用のオフィスチェアに座っていただくはめに。申しわけありませんでした。誕生日が数日しか違わないよしみでおおめに見て下さい(どんなよしみやねん・・・)。

あなたの不在に今日まで気づかなかったなんて

　今日の春日井は一日中雨。そんな中、入居第一号さんがご両親と妹さん・弟さんと一緒に荷物を持っていらっしゃいました。荷物の整理が一段落した後は、ニュータウンにあるショッピングセンターへ行かれたようです。

　夕方、みなさんにお茶をお出しした時に、入居第一号さんが思いがけない質問をされました。

　「あの、エアコンのリモコンが見当たらないんですけど・・・」

　え?　そんなはずないですよ、などと言いながら、部屋=ハナミズキへ行ってみました。

　探しました。

　ありません。

　なんで???

　みなさん今日はいったん自宅へ戻られるとのことなので、探しておきますねと言って見送った後、保証書などの書類を調べてみると・・・保証書もない。取扱説明書もない。どうやら、ハナミズキのリモコン・保証書・取扱説明書だけ、設置工事のヒトが置いていくのを忘れたようです。

　さっそく家電屋さんに車を飛ばして事情を説明し、手配してもらいました。

　それにしても、何度も部屋を見ていたのにリモコンの不在に気づかなかったなんて。入居第一号さん、大変失礼いたしました。

ようこそ 木かげハウスヘ

　いよいよ明日、木かげハウスは最初の入居者を迎えます。今日は朝から台所用品をセットしたり、足りないものを買いに走ったり、あちらこちらを掃除したり。あっという間に時間が過ぎて、庭の手入れまでは手が回りませんでした。ま、外はこれから少しずつ進めることにして・・・。

　表札代わりの黒板を玄関横にかけました。郵便屋さん、これからここは「木かげハウス」でございます。よろしくお願いします。

　では入居されるみなさま、道中お気をつけてお越しくださいませ。

あなおそろしや、締め切り直前のチラシ突貫工事

　昨年12月、入居者募集チラシを作りました。中部大学での説明会直前の突貫工事。

　そのチラシで数字に間違いがあったことに最近になって気づきました。設計図面を取り出し、各個室の面積を確認していたら、チラシに紹介した「◯㎡」の数字(「木かげハウス」を作ったハウスメーカーのチラシに記載されていた帖数を元に管理人が計算した数字)とまるで違っていたのです。

　「◯帖」部分の数字はほぼ合っているのに(※)、その後にわざわざ括弧付きで付け加えた「◯㎡」の数字が倍近く大きい。

　うわっ、なんで??　焦りました。すでにチラシを配布し始めていたからです。

　原因はすぐに判明。1帖を1.62㎡で計算すべきところを、管理人はナント3.3㎡で計算していたのです。3.3㎡って、1坪のことじゃないか!!　

　血の気が引く、と同時に血が頭に上って、心臓はドキンドキン。恥ずかしいやら情けないやら。「木かげハウス」には31㎡もの部屋が2つもあったりしません。一番広い「ジャスミン」でもクローゼット込みで18.3㎡です。

　間違った数字を載せたチラシを受けとられた方、本当に申しわけありません。このブログには正しい数字で紹介していますので(詳細説明の ページなど)、こちらを参考にして下さいませ。

　※実はこの時メーカー制作チラシの帖数にも間違いがあるのを発見。9.5帖と記された部屋は実は10.5帖だったのです。18年間気づかなかった・・・。

新しいガスコンロとプレゼントの炊飯鍋

　今日、新しいガスコンロが設置されました。とっても元気がよくて楽しいおじさんがササッと付けてくれて、最後に「メーカーからのプレゼントです」と3合炊きの炊飯鍋を渡してくれました。セラミックス製の黒いお鍋で、形が何ともかわいい。さっそく炊飯実験してみることに・・・。
　最近のガスコンロはかしこくて、洗ったお米と水を入れたお鍋をおいて「炊飯」を選べば、勝手に火力調節して炊き上げてくれます。蒸らし時間が終わるとピピッと合図。ほかほかご飯が無事炊き上がりました。ガスなのでふっくらとして美味。ご飯粒がお鍋の内側にこびりつかず、スルスルッと鍋肌から離れてくれるのも嬉しいです。
　この炊飯鍋は「木かげハウス」用なので、きれいに洗ってキッチンに置いておきますね。入居者の皆さん、これでいおしいご飯を炊いてください。多めに炊いて、小分けしてラッピングし、冷凍しておくのも便利ですよ。

エアコンが新設されました

　昨日の土曜日は朝8時半からエアコン工事。雪が積もった数日前にくらべると暖かいとはいうものの、冬は冬。設置業者のお二人、ご苦労様でした。
　お二人が帰られた後、さっそくつけてみたら、暖かくなるのがとってもはやい。自宅のエアコンと大違いなので「さすが新品は違う」と感心しました。
　ただ、音がとーっても大きいんです。「あれ〜なんでぇ?」とリモコンを見たら、設定温度がなんと32度になっている。「ぎゃぁ〜、電気代があぁぁ」とすぐに電源を切りました。設置業者さんが試運転で高温に設定していたんですね。道理で暖まるのがはやいはずです。
　室内で最も電気代を食うのがエアコンです。シェアハウス「木かげハウス」では電気代は入居される方全員同額の管理費に含まれていますが、規定ラインをオーバーすると管理費をアップしなければならなくなります。これから入居してくださるみなさま、冬は20度、夏は27度を目安に節電を心がけてくださいね。

シェアハウスの魅力(6) 困った時には管理運営者が相談にのる

　魅力というのはおこがましいですが、困ったことがあれば管理運営者に気軽に相談してください。具合が悪くて医療機関にかかりたい時、ゴミの出し方がわからない時、お買い得品の多いスーパーを知りたい時、シェア仲間が夜中までうるさくて注意しても改めてくれない時、シェアハウスでイベントを開くのにアイデアがほしい時などなど何でもOK。スーパーマンのように全てを解決しちゃうほどの力はありませんが、お役に立てるよう精一杯がんばります。
　もちろん、シェア仲間同士で気心が知れたら、お互いに悩み事相談ができるようになるかもしれませんね。
　この起き上がりこぼしに書いてあるように、難関を突破するには、まずは自分で解決を試みること。それがうまくいかないなら、管理運営者も含めた周囲の人の力を借りてみましょう。