赤い薔薇と新年度

　心地よい季節になりました。
　シェアハウス「木かげハウス」では、つるバラ「コクテール」が満開です。


　新しい入居者の方を2名お迎えして新年度をスタートさせ、ひと月あまり。

　静岡県ご出身の新コクテールさんも岐阜県ご出身の新ジャスミンさんも(当ブログでは入居者の方をお部屋名でお呼びしています)、3月にご家族と引越作業を終え、健康診断やオリエンテーションから始まる一連の新入学生向け行事を経て大学生活を本格化させました。



　3月のご入居初日は、引越作業の合間に、お茶をいただきながらシェアハウスでの生活を説明。
　炊飯器やお米保存容器、小物入れ、キッチンクロス&バスマットなども渡しました。


　ご家族のみなさまはいつも、お住まいの地域のおいしいものや珍しいものを添えてご挨拶くださるので、管理人はひどく恐縮します。

　しかも、どれも、と〜〜〜っても美味。

　日々、感動・感激であります。



　大切なお嬢様方が社会人として自立されるまでの数年間を過ごす場として「木かげハウス」を選んでくださったことに感謝し、気持ちを引き締めて管理・運営にあたります。

　どうぞよろしくお願いいたします。

6年目にしてやっと飾れたお雛様

　初夏のような暖かさに誘われて桜が開花したかと思えば、冬の寒さに震えたりと、天候の変化が激しい今年の3月です。

　3月初め、シェアハウス「木かげハウス」にお雛様を飾りました。
　オープン以来毎春飾ろうと思いながら機を逸し、6年目にしてようやく実現。
　三人官女や五人囃子のいない、ささやかなお雛様。
　飾っていた数日間、玄関が春めいて気持ちもほんわか〜。


　お雛様を飾って数日後、入居者のコクテール二代目さんが退去されました。
　勉強に、吹奏楽に、バイトにと忙しく四年間を過ごしたコクテール二代目さん。
　実習やバイトの話をたくさん聞かせてくださってありがとうございました。
　4月からは幼稚園の先生。いろんな体験を積み重ねていかれますように。
　静岡のおいしいお菓子ごちそうさまでした。卒業旅行楽しんで来てね。
    

　3月末には新しい入居者さんをお二人お迎えします。
　その日に向けて管理人はあれこれ準備中。
　洗濯したてのカーテンも風にふんわり吹かれて気持ちよさそう。


　庭には春の花も咲き始めました。
　手入れ行き届かない庭なのに、今年もけなげに咲いてくれてありがとう!　

珍しく吹雪きました

　今週襲来した大寒波。
　春日井市でも24日(水)午後からかなり吹雪き、翌25日(木)にかけて雪が積もりました。
　
　

　あんな吹雪、春日井では珍しいです。映画を観ているみたい。
　積雪といっても5cm前後で、1m以上積もる雪国にくらべるとごくわずか。
　とはいえ、雪に不慣れな愛知県では「おおごと」。
　転ぶ人や車の事故、渋滞などが発生しました。

　春日井市ではほぼ毎年1回は雪が降りますが、大抵、その日の午後や翌日にはほとんど溶けます。
　ただ、日陰部分の雪は数日残りますし、凍結してすべりやすい場所もあります。
　「木かげハウス」の入居者さん達も、通学やバイトで外を歩く時は、ご注意くださいね。


　さてさて。
　ちょっと遡って、新年初めて「木かげハウス」へ掃除に行った時のこと。
　可愛らしいみかんたちに出迎えられました。

　

　静岡ご出身の入居者さんからのおみやげです。
　とても甘くて、さすが静岡だぁ〜と感服。
　ごちそうさまでした。

　冬、お正月、こたつ、みかん。
　この季節ならではの「しあわせ」です。

　管理人からは年始のご挨拶?お年玉?代わりに、地元のおすすめフランス菓子を入居者さん達に。

　
　
　2018年もよろしくお願いいたします。

紅葉と多肉植物とフロインドリーブ

今年の秋の春日井市は雨天が続きました。
その影響もあって庭木の剪定が延び延びになっていましたが、ようやく終了。すっきりしました。
でもやっぱり去年までの職人さんの技には及びません。無理は承知ですが、復活してほしいなぁ。

紅葉もそろそろ終わり。シェアハウス「木かげハウス」の庭の花みずきも赤い葉が少なくなりました。本格的な冬近し。



1階玄関では、小さな小さなバケツの中で多肉植物(名前不明)のグリーンが俄にみずみずしさを増しています。なぜにこの季節に?　気温と関係あるのかな?　

時々こうしてラウンジの窓際でひなたぼっこ。もこもこ、愛嬌のある可愛い子です。



同窓会でふるさと神戸へ帰った折り、フロインドリーブの山食とくるみパンを買いました。パン屋さんは山ほどあるけれど、思い出の多いフロインドリーブのパンは特別。包装袋のシンプルなデザインも大好き。

神戸時代、大晦日になるとフロインドリープで黒くて重〜いドイツパンを買って帰りました。おせち料理に飽きる1月3日ぐらいに家族で珈琲やサラダと共にパンを楽しむのです。食べ応えのあるドイツパンにはハムやチーズがぴったり。数日ぶりの洋食に舌もおなかも喜びました。

おいしいパンを食べた時の幸せ感が深いだけに、炭水化物ダイエットなんてとてもできない管理人です。

春日井でもおいしいパン屋さんが増えてきました。また紹介しますね。

入学の季節

　今年は桜がいつもより遅くまで咲いていた春日井市。
　4月末になり、日中は暖かくなりましたが、朝晩はまだ冷えます。

　3月末、新しい入居者さんがシェアハウス「木かげハウス」での生活をスタートさせました。
　1階和室「ノウゼンカズラ」に入居された２人目の方なので、ノウゼンカズラ二代目さん、とお呼びしましょう。

　ノウゼンカズラ二代目さんは静岡ご出身。オープン当初から静岡の方にご縁のある「木かげハウス」、常に静岡の方が入居してくださっています。なぜかな?　部屋が明るいからかな?　管理人の家人が静岡に単身赴任していた時期があり、静岡は明るく開放的というイメージを持っている管理人の想像也。

　引越の日にはご両親も来られていて、おいしいお菓子をいただきました。



　「姫様千両」「姫様スティック」という、日本語日本文化学科の学生さんらしい「和」のネーミングスイーツ。管理人家族でおいしくいただきました。ありがとうございました。

　入学式やオリエンテーション等が一段落した4月22日(土)には、ささやかな歓迎会を開催。今春は関西風お好み焼きで、タオルを首に巻いて気合いの入った工学部の先輩(3年生)が、みごとな腕前で、ひょいひょいっ、とお好み焼きを裏返し。さすが機械工学専攻、器用だ!　お好み焼きの生地がなくなってきゃべつ等野菜オンリーになっても上手にひっくり返すスゴ技に一同尊敬のまなざし〜笑



　4年生になった幼児教育専攻の先輩は、ためになるアルバイト情報を惜しげもなく開示。後輩たちは耳ダンボで聞き入っていました。大学生活がかかっていますから、こうしたリアルな情報は貴重です。
　
　ノウゼンカズラ二代目さんは文芸関係のサークルで編集にチャレンジする話もしてくれました。忙しいのか、なかなか自炊できず体重が減ってしまったそうなので、お好み焼きを沢山食べてもらいました。

　柿ピーをおはしでつまんで食べ続けていたノウゼンカズラ二代目さん。落ち着いたらいろんな料理にトライしてみてくださいね・・・という気持ちも込めて、片手鍋やフライパン、卵焼き器を新たに購入。フライパンは深さがあって煮物にも便利なタイプです。



　木かげハウスの備品と一目で分かるよう、水色のかわいいデザインを選びました。片手鍋はマーブル柄。どちらも自由にどんどん使って、ラウンジの白い棚にあるレシピも参考においしいごはんを作ってください。

卒業の季節

3月の卒業シーズン、ここ数日、春日井市でも袴姿をよく目にします。
シェアハウス「木かげハウス」からもお部屋「ジャスミン」にいた4年生が巣立っていきました。
看護師をめざして勉強に励んだ4年間。
国家試験も2月に終わり、後は結果を待つだけ。
きっと来週には良い知らせが彼女の元に届くことでしょう。

退去点検の日には、他の入居者のみなさんやご近所の方々に御礼を渡していったジャスミン2号さん。音楽好きな管理人には楽器の町静岡限定バージョンのパイを選んでくださいました。

メープルシロップ風味がおいしいさくさくパイ、ごちそうさまでした!!　充実した社会人生活を送ってくださいね。


空いたお部屋「ジャスミン」は、翌々日にさっそく掃除。
ここで新たな学生生活を始める学生の方をお待ちします。


1階では、台所の換気扇を掃除のプロに徹底的にきれいにしてもらってスッキリ。


また、ラウンジには新しいDVDレコーダーを設置しました。見たいテレビ番組を自由に録画してくださいね。


日ごとに暖かくなって、日も長くなり、いよいよホントに春だな〜って嬉しくなる今日この頃。
花粉に悩まされるのもあと少し・・・かな?

2017年もよろしくお願いいたします

　昨日から暖かくて春を感じる春日井市です。

　新年、「ほんの気持ち」の“お年始スイーツ”で入居者のみなさんにご挨拶しました。


　スイーツといえば、今年も名古屋駅前・ジェイアール名古屋高島屋の「2017アムール・デュ・ショコラ」が熱かった〜。日本最大規模のショコラの祭典で、期間中は整理券も出るにぎわい。チョコを買う男性も珍しくなく、人気のチョコを確実に買うため早朝4時からできる行列にもその姿が見られたとか。とにかく混み具合がハンパないので、行く時には覚悟が必要です(管理人はまだ行ったことがナイです)。このイベントの去年の売上は18億円(!)だったそうですが、今年はどうなったでしょう。

　1月半ば、愛知にも雪が積もりました。
　春日井はこの程度、

で、まもなく融けてしまいましたが、三重県や岐阜県はたくさん積もって通勤通学に支障が出たようです。

　明日から2日間、中部大学の下宿説明会です。シェアハウス「木かげハウス」も、一番広い10.4帖の洋室が3月に空室となる予定なので、会場での説明に伺います。ご興味のある方はお気軽にお声をかけてください。

　今月の「木かげハウス」は、北海道・富良野の絵葉書で見学の方をお迎えします。

新年です。が、2016年末の振り返りを。

　2017年元旦、シェアハウス「木かげハウス」は穏やかな朝を迎えました。
　年末年始に帰省していた入居者さんたちも戻り、普段の生活が始まっています。



　今さらですが、年末の振り返りを。　

　12月10日と11日の土日に中部大学で下宿説明会が行われました。
　

　すばらしいお天気のもと、推薦で合格が決まられた受験生やそのご家族を中心に多くの方がキャンパスプラザに来場し、壁に貼り出された情報の中から興味をもった物件をチョイス。現地を見て室内や周辺環境を確認されました。

　その少し前、毎年お世話になっているハウスクリーニング業者さんが「木かげハウス」に来訪。11月の大掃除では十分にできなかった箇所を中心に掃除してもらいました。
　

　今回は1階の和室も。家具を全部出して念入りにクリーニングして、気持ちよくなりました。

　クリスマスが近づくと、管理人が訪問するたびにちょこっとずつデコレーションする恒例の作業(というほどでもない)を開始。
　     
　  

　ささやかな飾りつけでも、いつもの玄関がすこ〜し華やぎます。

　23日には、ファンヒーターを台所と洗面所に設置しました。
　

　小さいけれどしっかり温めてくれる、けなげなヒーター君たち。
　なんとなく形も可愛い〜。
　料理中や洗面・入浴時の冷え対策に、しっかり働いてね。


　こうして2016年が幕を閉じました。
　新しい年、みなさまが健康で過ごせますように。

愛らしい侵入者と神戸の瓦せんべい、東京の伊藤若冲

　35度前後の暑い日が続いていましたが、日本の南西に発生した台風1号の影響で、今日は25度以下と過ごしやすい小雨模様の春日井市です。

　あっという間に過ぎてしまった初夏をふり返ると・・・。

　4月末、どこからか飛んできた種が芽吹いて、シェアハウス「木かげハウス」の玄関先にこんな可愛い花が咲きました。

　白い花は可憐だし、葉は小さくて柔らか。愛らしい姿でしばらく楽しませてくれました。後日、2軒お隣の庭から種が飛んだことが判明。こんな侵入者なら大歓迎です。来年もおいで〜。


　5月中旬、親戚に会いに神戸へ行った管理人は、「木かげハウス」の入居者さん達へのおみやげに瓦せんべいを購入。

　1336年の「湊川の戦い」で有名(らしい)な楠木正成やその紋所である菊水紋の焼き印が入った甘くて硬〜い瓦せんべいは、神戸っ子が慣れ親しんだお菓子。明治時代に西洋のお菓子を真似て作られたというこの瓦せんべい、その後大きく発展する神戸洋菓子の出発点と言えるのかも。
　ちなみに神戸市中央区には楠一族をまつった湊川神社があり、神戸っ子から「なんこうさん(楠公さん)」と呼ばれています。管理人も幼い頃に祖父などと行った記憶があります。


　初夏の「木かげハウス」には、ブルーが涼しげでシックな伊藤若冲の天井画2枚を飾りました。東京で開催された若冲展で入手したポストカードです。

　入館時「100分待ち」のプラカードが出ていてげっそりしましたが、その数日後には「240分待ち」になっていましたからラッキーだったのかも(炎天下4時間待てる?!)。それでも人が多すぎて、今回初めて公開された「動植綵絵」三十幅などは遠目に眺めるのがやっとでした。ありゃ、数年前に開催された名古屋・金山のボストン美術館での若冲展の数十倍以上の混み様だな。
　とはいえ、やはり行ってホントによかった。若冲の大胆な構図と色使い、胸がざわめくこと、ざわめくこと!

　そういえば、あとひと月もすれば、あいちトリエンナーレ2016が開幕。名古屋の栄を中心に、いろいろなおもしろアートに触れることができます。入居者さんたちもお時間があればお出かけしてみてください。

5年目の春

　シェアハウス「木かげハウス」がオープンして5年目の春を迎えました。
　4月現在の入居者さんは中部大学の4年生、3年生、2年生の3人です。
　看護の4年生ジャスミンさんと幼児教育の3年生コクテールさんは実習で大忙し。機械工学の2年生ハナミズキさんは自動車免許取得目前。みなさんそれぞれに充実した毎日を送っていらっしゃいます。


　4月5日に庭師さん(はしごと枝に乗っている人)に木々を剪定してもらったのに続いて、


　4月20日にはケーブルテレビ&ネットの光ファイバー化工事。ついでにずっとコクテールさんのお部屋に置かれていたモデム等を1階ラウンジに移動させました。コクテールさんのお部屋もすっきり。今までありがとうございました。

　ところで各地の名産品を頂いてしまうこともしばしばの「木かげハウス」。今春は静岡!
　うなぎパイに、ミニ漫画が添えられるようになったとは知りませんでした。肩の力が抜けた感じが和める「職人くんの日々」也。


　びっくりしたのは「うなぎパイV.S.O.P.」。初めて見ました。ゴールドの包装から現れたつやつやのパイはブランデー風味でゴージャスな味わいです。


　そして、いにしえより旅人らに愛されたであろう「安倍川もち」。ほどよい甘さが次のひとくちを誘ってしまう・・・。


　どれもこれもおいしくて管理人冥利につきまする。ありがたや〜。
　さぁ、明日から5月。薫風かぐわしく、心地よい季節を迎えます。